未加入で運転すると免許停止になってしまう

自賠責保険は強制保険とも呼ばれていますが、これは車を運転する人が必ず加入しなければいけないことに由来しています。自賠責保険に加入せず車を運転し、万が一交通事故を起こした場合は損害額のすべてを自己負担で払わなければいけません。また、自賠責保険に未加入の状態で運転するとその時点で交通違反として扱われます。違反点数は6点であり、これは即座に免許停止となる数値です。刑罰については1年以下の懲役か50万円以下の罰金と定められています。自賠責保険に加入しないことによるメリットは一切無いので、車を運転する際は加入が必須と言えるでしょう。加入しても証明書を携帯していなければ30万円以下の罰金になるので、車内に保管するのが無難です。

車検と同時に加入や更新を行うのが一般的

自賠責保険への加入はドライバーの責務と言っても過言ではありませんが、それでもうっかり加入を忘れてしまう可能性があります。また、契約期間が満了しても自動的に更新はされないので、自賠責保険の期限切れに合わせて手続きを行わなければいけません。自賠責保険は最短で1か月、最長で37か月の契約が可能ですが、車検を行うタイミングで更新手続きができるように24か月の期間で契約するのが一般的です。自賠責保険に加入していなければ車検を受けることができないため、車検を扱っている業者の多くは自賠責保険の加入や更新の手続き代行も手掛けています。車検を受ける際は自賠責保険の手続きに関する確認を忘れないのが安心して運転するための心得でしょう。